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今回は比較的かんたんに揃えることができる1翻、2翻の役について解説していきます。
初心者さんはどの役を狙おうか悩むことが多いと思いますので是非参考にしてみてください。
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初心者が狙いやすい１翻役
まずは非常に簡単に揃えることができる１翻について紹介していきます。
その前に、「１翻役」とは何なのか疑問に思う人も多いと思いますので先に解説していきます。
「１翻」とは「イーハン」と読み、役の点数を表す際の単位です。１翻、２翻と数字が増えるごとに点数が増加し、それに応じて役を完成させる難易度が上昇していきます。
また、「翻」は合算することができるため、１翻と２翻の役を同時に作り上がった際は３翻となります。
それでは最初に１翻役の中で比較的簡単な「立直（リーチ）」と「断么九（タンヤオ）」について紹介します。
「立直」は門前清（メンゼンチン）の状態で聴牌（テンパイ）している時にできる役です。
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門前清とは、鳴き（ポン、チー、カン）を行っていないい状態のことを指し、聴牌とは上がるのに必要な牌が残り１つになっている状態を指します。また、聴牌は役がないときでも形だけ作れていれば聴牌となります。
立直を行うとそれまでに揃えた牌を動かすことができなくなり、上がりに必要な牌を自ら引く（ツモ）か、他のプレイヤーが捨てる（ロン）以外で上がることが出来なくなります。
しかし、立直は揃えた牌に役がなくとも行うことができ、上がった際には立直で１翻となります。
「断么九」は１、９、字牌を使わずに揃える役です。
非常に揃えやすく、簡単に上がることができるため初心者におすすめな役になります。
とりあえず１、９、字牌を引いたら捨てるというのを繰り返していくだけで揃えることができ、鳴いたとしても作ることができるので簡単に役を作る事ができます。
門前清自摸とは門前清（鳴いていない）状態でツモをした際に完成する役です。
「ツモ」とは上がる際の牌を自分で引き当てることを指します。他に「ロン」上がりもあり、こちらは他のプレイヤーが捨てた牌で上がることを指しています。
鳴かずに自らほしい牌を引き当てるのはなかなか難しい為、偶然揃ったらラッキーくらいの役になります。
自風牌とは自風（プレイ中に表示されている方角）の風牌を揃えることで完成する役です。
意外と簡単に揃えることが可能で、鳴いてもいい為自分の風の牌が来たらとりあえず持っておくのがオススメです。しかし、自風以外の風牌を揃えても役にならないので注意しましょう。
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場風牌は自風牌に似ていますが、その場の風なら誰でも揃えて役にすることができるものになります。
場風は自風を示す東南西北の赤くなっている風です。もし、自風が東で場風も東だった場合、東を３つ揃える（刻子）だけで２翻となり、非常に強い役になります。揃えられそうだなと思ったときは狙ってみてもいいでしょう。
三元牌は白・發・中のどれか１つを３つ揃えると作ることのできる役です。
狙って揃えるのは難しいですが、場風や自風同様揃えられそうなら鳴くのもありな役になります。
平和は門前清かつ、字牌を使わずに、順子を４つ作り、最後の１つが両面待ちで上がった際に完成する役です。
両面待ちとは麻雀の基本の待ちの形で、上がる確率が高くなっており、狙う機会の多い形になります。
簡単に例を用いて表すと、４と５が揃っており、あと３か６のどちらかが来れば上がれるといった形のことを指しています。
この両面待ちを門前かつ字牌を使わずに揃える役が平和です。
意図せずに完成していることも多い役ですので狙えそうなら狙う。そんな役になります。
一盃口は同じ種類かつ同じ数字の順子が２つあった場合に完成します。
結構作るのが難しく、揃いそうで揃わない役です。無理に狙うのはやめておきましょう。
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一発は立直をした後に泣きも入らず１順もする前に上がった際に成立する役です。
ほぼ運任せですが決まったら非常に気持のいい役になります。
ドラはドラ表記牌に置かれている牌の次の牌を持っていると得点になります。
役にはならないため、ドラを所持しているだけでは上がれませんが、上がった際にドラを所持しているとそれだけで得点が高くなっていくため、もし引いた場合はとりあえず取っておくことをおすすめします。
赤ドラはドラと同様、持っているだけで得点になる牌です。ドラと違い変わることなく、萬子・筒子・索子の５の１つが赤ドラになっています。
引いた場合はぜひ取っておきましょう。
ここまでが１翻の役の紹介でした。
１翻は比較的簡単か、運で揃えられるような役が多く、初心者さんでも簡単に作ることができます。
得点の多い役を狙いたくなりますが、上がれないと意味がないのでまずは簡単な約から作っていきましょう。
（他にも１翻はありますが初心者が狙いやすい役のみを集めてあります。）
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２翻役
ダブル立直は１巡目に立直をすることによって成立します。
完全に運任せな役です。揃ったらラッキーくらいに考えておきましょう。
三色同刻は萬子・筒子・索子それぞれで同じ数字で刻子（同じ数字を３つ集めること）を作ることで完成します。
鳴きも有りなため、強気に狙っていく事ができます。しかし、刻子は４つある牌の内３つを使って作るため難易度は高めです。
三槓子は槓子を３つ作って完成させる役です。
槓子とは同じ牌を４つ集める形で、「カン」を宣言します。自らが全ての牌を集めて「カン」を宣言した場合、鳴きに含まれませんが、刻子が完成しており、他の人の捨て牌で槓子を完成させるために「カン」を宣言した場合には鳴きに含まれるので注意が必要です。
三槓子を揃える難易度は高いため無理して狙う必要はないと言えます。
対々和は刻子や槓子を４つ揃えた場合に成立します。
鳴きを行っても成立するため、狙いに行くことも可能です。しかし、こちらも難易度は比較的高めで、鳴くことによって他プレイヤーに狙っている役がバレ、全然捨ててくれないなんてこともあります。
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三暗刻は暗刻をを３つ作って上がった際に成立する役です。
暗刻（アンコー）とは鳴かずに刻子を作ることで比較的難易度は高めです。
それを３つ作るのは非常に難易度が高く、揃えるのは難しいと言えます。そのため、揃える機会も狙う機会も少ない役です。
小三元は白發中の内１つを雀頭（２つ揃える）とし、残り２つを刻子として上がった場合に完成する役です。
２翻の役ですが、役牌の三元牌が２つ確定で必要なため、完成させると４翻となります。
難易度は高めですが得点は大きいため狙えそうなときは積極的に狙っていきたい役です。
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混老頭は么九牌（ヤオチュウハイ）のみで上がった場合に成立する役です。
么九牌とは、１、９、字牌のことを指し、混老頭は断么九と逆の役になります。
揃えるのは少し難し目ですが、鳴きも可能なため、狙ってみるのもアリな役です。
七対子は対子を７組揃えた際に成立する役です。
対子とは全く同じ牌が２つ揃っていることを指します。
七対子は門前清の場合に成立しますが、七対子を作る場合鳴くことはできないため狙う際は鳴きを気にせず作ることが可能です。
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混全帯么九は４面子と雀頭に么九牌（１、９、字牌）が関わっていた際に完成する役です。
面子とは刻子、順子を含めた牌を３つ組み合わせた形のことを指します。
混老頭と似ていますが、混老頭は全て刻子で揃えなければ成立しないのに対し、混全帯么九は么九牌が関係していれば成立します。
一気通貫は同じ種類の牌（萬子・筒子・索子）で123・456・789の順子がある場合に成立する役です。
揃ったときの見た目がキレイで、気持ちのいい役になっています。
難易度もそこまで高くはありませんが、鳴くと翻が1つ下がり1翻扱いになってします点は注意が必要です。
三色同順は萬子、筒子、索子のそれぞれで同じ数字の並びがあった際に成立します。
比較的簡単に揃える事ができる役になっており、麻雀の花形なんて呼ばれたりもします。
しかし、鳴くと1翻になるほか、他のプレイヤーに狙いがバレてしまいやすいので注意が必要です。
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まとめ
以上が1翻、2翻の役の紹介になりました。
いかがでしたか？得点の高い役を狙うのもいいですが、1翻、2翻の役を複数個揃えて高得点を狙うのも勝つコツです。上がらなければ得点も手に入れられないため、揃えやすい役で勝ちに行きましょう！
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